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    • 公開日2019/12/16
    • 更新日2019/12/16
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    初めてでもできる!「おせち」の詰め方

    おせち料理を重箱に詰めるとき、センス良くきれいに詰める自信がない…。何段目のお重に何を詰めたらいいのか分からない…。そんな方も大丈夫! 初めてでも分かる重箱への詰め方や、美しく仕上がるコツをお教えします。

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    初めてでもできる!「おせち」の詰め方

     

    おせちをきれいに重箱に詰めるコツは?

    まずは、プロによるおせちの詰め方をこちらの動画で見てみましょう!
    ●『初めてでもできる!「おせち」の詰め方』

    そして、次に紹介していくポイントに気をつけると、初めてでも美しく詰めることができますよ。

     

    配置をイラストに描いて決めておく

    料理を詰める前に、どの料理をどこに詰めるか、簡単なイラストを描いて決めておきましょう。
    重箱の仕切り方は、「市松」「七宝」など様々なパターンがありますが、それほど難しく考える必要はありません。

    配置のしかたは、格子状に分けたり、縦か横の列になるように並べたり、斜めの列に並べたりするのもきれいでしょう。重箱の中央にメインの料理を置き、そこから放射状に広がるような形で他の料理を詰めていくのも素敵です。

     

    似た色のものは離す、立体的に詰めるなどのポイントも

    重箱にはすきまができないよう、きっちり詰めると豪華な見た目になります。奥から詰めていき、海老や数の子、くわい、たけのこなどは立てて入れることで立体感を出しましょう。そのほか、似た色のものは離して詰めるなどすると、美しく仕上がります。

     

    カップや仕切りを活用する

    黒豆や田作りなどバラける料理や、栗きんとんや酢の物など、柔らかい料理・汁気のある料理は、仕切り用のカップに入れましょう。笹の葉を仕切りとして使ったり、小さな竹筒をカップ代わりに使ったりするのも良いですね。

     

    飾り葉や薬味を散らしてアクセントに

    料理を詰めたら、飾り葉や、レモン、すだちなどの薬味をすきまに入れてアクセントにしましょう。鮮やかな緑や黄色が差し色になり、おせちの見栄えがパッと華やかになりますよ!

     

    重箱はどうやって選べば良いの?

    おせち料理は、「めでたさを重ねる」という願いを込めて重箱に詰める習わしがあります。
    おせち料理用に初めて重箱を買おうと思うけど、どんなものを選んでいいか分からないという方もいるでしょう。

    重箱のサイズは、おせちを食べる人数などにもよりますが、2人なら5寸(約15cm四方)のもの、3~4人なら6.5寸(約19.5cm四方)、5~6人なら8.5寸(約25.5cm四方)のサイズが適しているでしょう。

    初めて重箱を買う方におすすめなのが、中に仕切りのついているタイプ。これなら配置に手間取ることなく、おせちの食材を美しく詰めていくことができます。

    何段の重箱を買うか迷う方も多いと思いますが、初めての方や少人数の家庭には二段重も良いでしょう。もともとおせちは五段重が正式なものとする説もありますが、それにこだわらず人数に合わせたものを使えばOK。例えば三段重を用意しておいて、必要に応じた段数だけ使う、といった方法もおすすめです。

     

    何段目の重箱に何を詰める?

    おせち料理は、どんな食材を何段目の重箱に詰めればよいのでしょうか? 三段の重箱を使った例を見てみましょう。

     

    一の重

    一番上の重箱には、「口取り」や「祝い肴」と呼ばれる、前菜となる料理を入れます。かまぼこや数の子、たたきごぼう、田作りなどお屠蘇に合うおつまみ的な料理や、栗きんとんや黒豆、伊達巻など子どもが好む料理はここに入れましょう。

     

    二の重

    「焼き物」と言われるメインの料理や、酢の物は二段目に入れます。海老や鯛、サワラ、ブリ、イクラなどの魚介料理や、ローストビーフ、肉巻きなどのお肉料理はここに入ります。

     

    三の重

    三段目には煮しめや筑前煮などの煮物を入れます。里芋やくわい、こんにゃくなどの山の幸はこの段に入れましょう。

    二段の重箱を使う場合は、メインの料理を一の重と二の重に分けて入れるなどしてアレンジしましょう。
    ちなみに五段の重箱を使う場合は、最下段の五段目は「控えの重」と言って、年神様からいただいた福を詰めるために空っぽにしておく…という風習もあります。

     

    重箱に詰めたおせちの保存方法

    重箱に詰めたおせちを保存する際は、冷蔵保存が安心でしょう。重箱を重ねたままでは冷蔵庫に入らない場合は、一段ごとにラップをかけて保存します。

    寒い地域などで室内の気温が10℃以下になる場合は常温保存でも良いでしょう。食中毒予防のため、暖房が効いた部屋にそのまま置いておくのは避けてくださいね。
    お正月を迎え2日ほどたち、重箱の中身が減ってきたら、料理を小皿に移して冷蔵保存すると良いでしょう。

     

    伝統の味を楽しむなら一正蒲鉾のおせち

    今年はおせちの重箱を用意して、伝統的な日本のお正月を堪能したい…。そんな方には、一正蒲鉾のおせち食材がおすすめです。

    一正蒲鉾のおせちは、国産素材と品質にこだわった自然な風味が特徴。日本全国から選りすぐった素材の本来の味を大切に、余分なものを入れず丁寧に作っています。
    日本が誇る伝統的な美味しさを追求した、一正蒲鉾のおせち料理。ぜひ大切な方とお召し上がりくださいね。

     

    もう一度、おせちの詰め方を動画で見たい方はこちらをチェック!

    監修:高橋善郎
    ライター:松本すみれ
    編集協力:一正蒲鉾株式会社

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