表面はサックリ、中はしっとり。 まったりと濃厚なチョコレートの味わいですが、重すぎず食べやすいガトーショコラです。 細かなポイントなど丁寧に解説しています。 どんどん混ぜていくだけなので、コツさえ押さえれば失敗知らず! バレンタインは勿論、普段のおやつやおもてなしにも◎
チョコレートは製菓用のクーベルチョコを使用。板チョコで作る場合は、チョコを予め細かく刻むなど溶けやすいして下さい。チョコレートは温度が下がると状態が変わってしまうので湯煎で保温状態をキープしておきます。 メレンゲを混ぜる際は、最初に砂糖を加えず、数回に分けて加える事でしっかりとしたメレンゲに仕上がります。 あまり固すぎるとチョコレート生地と合わせる際に混ぜにくいので、伸びがあり、きめ細かなメレンゲを意識して下さい。 生クリームは牛乳でも代用可能ですが、生クリームの方がよりコクのある味わいになります。
ケーキ型に型紙をしいておく。 B ココアパウダー30g、薄力粉15gは合わせてふるっておく。
卵を2つ割って、卵白と卵黄で分けておく。卵白のボウルは使う直前まで冷蔵庫で冷やしておく。
ボウルにA ミルクチョコレート100g、無塩バター40g、生クリーム40gを入れる。小鍋にお湯を沸かし、ボウルを湯煎にかけ、チョコやバターが溶けて全体が混ざるまでホイッパーで混ぜる。そのまま湯煎にかけながら保温しておく。
卵黄にグラニュー糖①を加え、電動ミキサーで混ぜ合わせる。
白っぽくもったりとしたら、泡立て完了の目安。
湯煎にかけておいたA ミルクチョコレート100g、無塩バター40g、生クリーム40gのボウルに泡立てた卵黄を加え、ホイッパーで優しく混ぜ合わせる。 ※泡立てないこと! 全体が混ざったら湯煎に戻しておく。
オーブンを160℃に予熱開始する。 冷蔵庫で冷やしておいた卵白を取り出し、電動ミキサーの高速で泡立てる。全体が白っぽく泡が立ってきたら、グラニュー糖②を全体の約1/3の量加える。
さらに高速で泡立て、メレンゲがモコモコとしてきたら、更に残ったグラニュー糖を半分加える。
更に高速で泡立て艶のあるメレンゲになってきたら、残りのグラニュー糖②を全て加え、高速でサッと混ぜ合わせる。
固さのあるメレンゲができたら、最後に低速で1分程泡立てキメを整える。 泡立て終わりが伸びのあり、ツノがピンと立った後、軽く折れ曲がるのが目安。
チョコレートのボウルを湯煎から外し、B ココアパウダー30g、薄力粉15gをふるい入れる。
粉っぽさが無くなるまでホイッパーでグルグルと混ぜ合わせる。 そこに先ほど泡立てたメレンゲをヘラでひとすくい分だけ加え、さらにホイッパーで混ぜて馴染ませる。
残ったメレンゲを半分加える。泡を潰さないようヘラに持ち替え、ボールの底から右斜めに切って、底から生地を返すように混ぜる。(「の」の字を書くイメージ)
ヘラで右斜めに切るように混ぜながら、同時にボウルを反時計回りに少しずつ回して、全体が均一に混ざるようにする。
約20回ほど繰り返し、メレンゲが全体に馴染んだら、残りのメレンゲを加え、同様の手順で混ぜる。
更に20回程度混ぜて、メレンゲが見えなくなったら生地の完成。
型に生地を流し入れる。低い位置からトントンと型を落とし空気を抜いてから天板にのせ、40分焼く。
焼き上がり後、低い位置からトントンと型を落とし、焼き縮みを防ぐ。 ※高い位置から勢いよく落とすと表面が割れやすいので注意 粗熱が取れたら冷蔵庫で半日~1晩冷ます。
仕上げに表面に粉糖(仕上げ用)をふりかける。お好みでホイップを添える。
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emyo
料理研究家
身近な食材を使い、仕事や育児の合間や、やる気のない時でも作れる簡単レシピをご紹介しています。 カフェに勤めており、子供が喜ぶ可愛いお菓子作りも大好き。 中でも 【節約食材を使った満足レシピ】 【時短&ワンパンレシピ】 【ひと手間で可愛いお菓子レシピ】 が得意です♪ 初心者の方や苦手意識がある方にも、作る楽しさをお届けできれば嬉しいです。忙しい日々の中に、笑顔溢れる食卓作りのお手伝いができますように。 【プロフィール】 関西在住。夫と9歳の長男・6歳の長女の4人暮らし。 カフェ勤務。フルタイムで働くワーママです。 育児と仕事の合間に、いかに手抜きでも美味しい料理を生み出せるか日々奮闘しています。(笑) 調理師免許、野菜Jrソムリエの資格所持。 https://www.instagram.com/emyo22/